今年の生化学の試験、

141人が受けて74人が不合格だった。

例年のままいくと、生化学の単位が取れなくて留年する人が今年は20人強、発生することになる。

1,生化学の教授の口癖

“入学人数が増えた分、学力下位層が増えた。
日本の医療のために、学力のない人を上の学年に上げるわけにはいかない”

入学定員の増加は教授会でも認めたことだろうに。

それなのに授業の度に今の学生は馬鹿が増えたみたいな言い方されて、まぁ、控えめに言ってもいい気分はしないよね。
大人が若者を叩くのは若さへの無意識の羨望だと井上ひさしが言ってたので、まぁそういう事にしておきましょう。

それが“日本の医療のため”なのかはひとまず置いておきましょう。

2,教授の役割

勉強にヤル気がなくて、学校に来ない・来ても後ろで寝てる・喋ってる、みたいな人は

そりゃぁ、単位落としても仕方ないと思う。

けれども予習復習キチンとやって試験前も徹夜で頑張って、みたいな人も74人の中には多くいる(去年の自分もそうだった。再試験で辛うじて通ったけど)。

そういう人たちを“学力下位層”と呼ぶだけで彼らは何も感じていない(ように見える)。

授業に毎回マジメに出席して、もちろん自学に励む。これが学生のあるべき姿なら

決められた講義期間の中で学生がその教科内容を理解できるよう勤める。ってのが教授のあるべき姿だと思うんだけどな。

基礎の先生は研究で忙しいというけれど、“教授”の給料の中には学生の指導も入ってるんだよね?

教科書コピーのプリント配って上から順番に読み上げていくのをまさか“授業”だと思ってないよね?




他人を馬鹿にする人ほど…ということでしょう。